スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


命の値段:がんの未承認薬の価格を考える(2)

【コラム:Column】
◇命の値段;The price of life: がんの未承認薬の価格を考える(2)◇ 
Wisdom of Aesculapiusから転載


1euro02.jpg

 国立がん研究センター先進医療評価室が、2016年度に解禁になる混合診療の「患者申出療養(仮称)」で、高額の患者負担が予想される薬剤のリストを公開した。この問題については、このブログで2014/11/28にコラムとしてデータの一部を公開したが、新たなリスト(抗がん剤42剤)が公開されたので再度取り上げたい。
国内で薬事法上未承認・適応外である医薬品について (2015/04/01版 国立がん研究センター先進医療評価室)
国内で薬事法上未承認・適応外となる医薬品・適応のリスト(2015/4/1版)(PDF)pdf.gif
国内で薬事法上未承認・適応外となる医薬品・適応のリスト(2015/4/1版)について(説明:PDF)pdf.gif
命の値段;The price of life: がんの未承認薬の価格を考える(2014/11/28 コラム:がんの本ブログ)

※抗がん剤と価格については、 国立がん研究センター先進医療評価室が作成された「国内で薬事法上未承認・適応外である医薬品について」を基に作成されています。
・体格に基づき投与量を決定する薬剤の場合は、下記のモデルケースを使用
・平成24年度「国民健康・栄養調査」第2部身体状況調査の結果第11
 *男性:50代平均(身長168.6cm,体重68.0kg,BSA:1.78m2(DuBois))
 **女性:50代平均(身長156.1cm,体重55.2kg,BSA:1.54m2(DuBois))
・未承認薬については、米国の平均卸売価格を用いて(1㌦=100円)算出
・適応外薬については、国内薬価(円)で算出

◇以下の順で掲載
整理番号 一般名:一般名英語:商品名 
国内企業
日本 厚生労働省未承認
米国 FDA承認日 対象疾患
欧州 EMA承認日 対象疾患
1ヶ月(1サイクル/28日/30日) あたりの薬剤費(円) 1ドル100円換算(四捨五入)

1 オラパリブ :OLAPARIB:LYNPARZA
アストラゼネカ AstraZeneca
国内未承認
FDA 2014/12 進行卵巣がん
EMA 2014/12 高品位漿液性上皮性卵巣・卵管がん、原発性腹膜がん
¥1,134,000

2 ニンテダニブ:nintedanib:Vargatef
ベーリンガーインゲルハイム Boehringer Ingelheim
国内未承認
FDA 未承認
EMA 2014/11 非小細胞肺がん(NSCLC)
No data

3 ペンブロリズマブ:pembrolizumab:Keytruda
MSD
国内未承認
FDA 2014/09 進行性・切除不能悪性黒色腫
EMA 未承認
¥697,000

4 ベリノスタット:belinostat:Beleodaq
該当なし
国内未承認
FDA 2014/07 末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)、非ホジキンリンパ腫
EMA 未承認
¥3,058,000

5 イデラリシブ:idelalisib:Zydelig
該当なし
国内未承認
FDA 2014/07 慢性リンパ性白血病(CLL)、濾胞性B細胞非ホジキンリンパ腫(FL)、小リンパ球性リンパ腫(SLL)
EMA 2014/09 慢性リンパ性白血病(CLL)
¥729,000

6 セリチニブ:Ceritinib:Zykadia
ノバルティス ファーマ Novartis Pharmaceuticals
国内未承認
FDA 2014/04 後期(転移性非小細胞肺がん(NSCLC)
EMA 未承認
¥1,355,000

7 ラムシルマブ:Ramucirumab:Cyramza
日本イーライリリー Eli Lilly Japan
国内未承認
FDA 2014/04 転移性非小細胞肺がん(NSCLC)、進行性胃がん、胃食道接合部(GEJ)腺がん、食道・胃領域に位置するがん
EMA 2014/12 進行胃がん、胃食道接合部腺がん
*¥1,294,000

8 イブルチニブ:Ibrutinib:Imbruvica
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2014/02 慢性リンパ性白血病(CLL)
EMA 2014/10 慢性リンパ球性白血病(CLL)
¥867,000

9 イブルチニブ:Ibrutinib:Imbruvica
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2013/11 再発性・難治性のマントル細胞リンパ腫(MCL)
EMA 2014/10 再発性・難治性のマントル細胞リンパ腫(MCL) 
¥1,155,000

10 オビヌツズマブ:Obinutuzumab:Gazyva
中外製薬 Chugai Pharmaceutical/日本新薬 NIPPON SHINYAKU
国内未承認
FDA 2013/11 慢性リンパ球性白血病(CLL)
EMA 2014/07 慢性リンパ球性白血病(CLL)
¥1,858,000

11 ペルツズマブ:Pertuzumab:Perjeta
中外製薬 Chugai Pharmaceutical
国内適応外
FDA 2013/09 早期・後期の乳がん術前補助化学療法
EMA 未承認
¥477,000

12 レナリドマイド:Lenalidomide:Revlimid
セルジーン Celgene Japan
国内適応外
FDA 2013/06 多発性骨髄腫、輸血依存性貧血による骨髄異形成症候群(MDS)、マントル細胞リンパ腫
EMA 未承認
¥957,000

13 ダブラフェニブメシル酸:Dabrafenib mesylate:Tafinlar
グラクソ・スミスクライン GlaxoSmithKline
国内未承認
FDA 2013/05 切除不能な悪性黒色腫
EMA 2013/08 切除不能な悪性黒色腫
¥843,000

14 トラメチニブジメチルスルホキシド:Trametinib dimethyl sulfoxide:Mekinist
グラクソ・スミスクライン GlaxoSmithKline
国内未承認
FDA 2013/05 切除不能・転移(後期)で進行黒色腫とMekinist(trametinib)・Tafinlar(dabrafenib)の組み合わせ
EMA 2013/06 切除不能または転移性悪性黒色腫
¥965,000

15 塩化ラジウム223:Radium RA‐223 dichloride:Xofigo
バイエル薬品 Bayer
国内未承認
FDA 2013/05 去勢抵抗性前立腺がん
EMA 未承認
*¥5,934,000

16 ポマリドミド:Pomalidomide:Pomalyst
セルジーン Celgene Japan
国内未承認
FDA 2013/02 多発性骨髄腫
EMA 2013/08 再発・難治性多発性骨髄腫
¥1,137,000

17 ポナチニブ:Ponatinib hydrochloride:Iclusig
ARIAD
国内未承認
FDA 2012/12 多発性骨髄腫
EMA 2013/07 慢性骨髄性白血病(CML)、急性リンパ性白血病
¥1,094,000

18 カボザンチニブ:Cabozantinib S‐malate:Cometriq
ブリストル・マイヤーズ Bristol-Myers Squibb
国内未承認
FDA 2012/11 甲状腺髄様がん
EMA 2014/03 甲状腺髄様がん
¥1,118,000

19 オマセタキシン:Omacetaxine mepesuccinate:Synribo
該当なし
国内未承認
FDA 2012/10 慢性骨髄性白血病(CML)
EMA 申請取下げ
*¥2,806,000

20 ビンクリスチン硫酸塩 リボソーム:Vincristine sulfate liposome injection:Marqibo
該当なし
国内未承認
FDA 2012/09 急性リンパ芽球性白血病(ALL)
EMA 未承認
*¥4,863,000

21 アフリベルセプト:ZIV‐Aflibercept:Zaltrap
サノフィ SANOFI
国内未承認
FDA 2012/08 大腸がん
EMA 2013/02 転移性結腸直腸がん(MCRC)
*¥1,017,000

22 カーフィルゾミブ:Carfilzomib:Kyprolis
小野薬品工業 ONO PHARMACEUTICAL
国内未承認
FDA 2012/07 多発性骨髄腫
EMA 未承認
*¥1,216,000

23 ピキサントロン:Pixantrone dimaleate
該当なし
国内未承認
FDA 申請取下げ
EMA 2012/05 非ホジキンB細胞リンパ腫
No data

24 ビスモデギブ:Vismodegib:Erivedge
中外製薬 Chugai Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2012/01 基底細胞がん(皮膚がん)
EMA 2013/07 基底細胞がん(皮膚がん)
¥874,000

25 エルウィニア L‐アスパラギ ナーゼ:Asparaginase Erwinia Chrysatemi:Erwinaze
大原薬品工業 OHARA Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2011/11 急性リンパ性(リンパ芽球)白血病(ALL)
EMA 未承認
*¥2,431,000

26 バンデタニブ:Vandetanib:Caprelsa
アストラゼネカ AstraZeneca
国内未承認
FDA 2011/04 甲状腺髄様がん(MTC)
EMA 2012/02 甲状腺髄様がん(MTC)
¥1,174,000

27 イピリムマブ:Ipilimumab:Yervoy
ブリストル・マイヤーズ Bristol-Myers Squibb
国内未承認
FDA 2011/03 悪性黒色腫
EMA 2011/07 悪性黒色腫
*¥3,366,000

28 シプリューセルT:Spuleucel‐T:-:Provenge
該当なし
国内未承認
FDA 2010/05 前立腺がん(がんワクチン細胞療法)
EMA 2013/09 前立腺がん(がんワクチン細胞療法)
全コースで3回点滴 \9,300,000

29 ロミデプシン:Romidepsin:Istodax
セルジーン Celgene Japan
開発中
国内未承認
FDA 2009/11 皮膚T細胞リンパ腫、末梢T細胞リンパ腫
EMA 不承認
*¥2,459,000

30 リツキシマブ:Rituximab:Rituxan
全薬工業 ZENYAKU KOGYO
国内適応外
FDA 2010/02 非ホジキンリンパ腫、慢性リンパ性白血病
EMA 2009/10 濾胞性リンパ腫
*¥705,000

31 プララトレキセート:Pralatrexate:Folotyn
該当なし
国内未承認
FDA 2009/09 再発・難治性末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)
EMA 不承認
*¥4,720,000

32 ビンフルニン:Vinflunine:-
該当なし
国内未承認
FDA 未承認
EMA 2009/09 進行性または転移性移行上皮がん
No data

33 ミファムルチド:Mifamurtide:Mepact
武田薬品工業 TAKEDA PHARMACEUTICAL COMPANY
国内未承認
FDA 不承認
EMA 2009/06 非転移性骨肉腫(がんワクチン細胞療法)
全コース(36週)\19,000,000

34 カツマキソマブ:Catumaxomab:-
該当なし
国内未承認
FDA 未承認
EMA 2009/04 EpCAM陽性がん患者の悪性腹水腹腔内治療
No data

35 ヒスタミン ニ塩酸塩:Histamine dihydrochloride:Ceplene
該当なし
国内未承認
FDA 未承認
EMA 2008/10 急性骨髄性白血病
No data

36 ベンダムスチン塩酸塩:Bendamustine hydrochloride:Treanda
シンバイオ製薬 SymBio Pharmaceuticals
国内適応外
FDA 2008/03 慢性リンパ球性白血病、無痛性B細胞非ホジキンリンパ腫
EMA 未承認
*¥380,000

37 レボロイコボリンカルシウム:Levoleucovorin calcium:Fusilev
該当なし
国内未承認
FDA 2008/03 化学療法によって引き起こされる貧血(赤血球の欠乏)の治療
EMA 未承認
¥52,000

38 ベバシズマブ:Bevacizumab:Avastin
中外製薬 Chugai Pharmaceutical
国内適応外
FDA 2009/07 転移性腎臓細胞ドリシン腫
EMA 2007/12 転移性直腸がん、転移性乳がん、再発性非小細胞肺がん、転移性腎細胞がん、上皮性卵巣・卵管がん、原発性腹膜がん
*¥638,000

39 イクサベピロン:Ixabepilone:Ixempra
該当なし
国内未承認(日本 承認申 請取下げ)
FDA 2007/10 進行乳がん
EMA 不承認
**¥540,000

40 トラベクテジン:Trabectedin:Yondelis
大鵬薬品工業 Taiho Pharmaceutical
国内未承認
FDA 未承認
EMA 2007/09 軟部組織肉腫、卵巣がん
No data

41 ドキソルビシン塩酸塩 リポ ソーム注射剤:Doxorubicin liposomal:Doxil
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
適応外(開発要望取下げ)
FDA 2007/05 卵巣がん、AIDS関連カポジ肉腫、多発性骨髄腫
EMA 2008/01 多発性骨髄腫
*¥298,000

42 ペグアスパラガーゼ:Pegasparagase:Oncaspar
開発要請
国内未承認
FDA 2006/07 急性リンパ芽球性白血病
EMA 未承認
*¥2,873,000

43 ノギテカン塩酸塩:Topotecan hydrochloride:Hycamtin
日本化薬 Nippon Kayaku
国内適応外
FDA 2006/06 卵巣がん、小細胞肺がん、子宮頸がん
EMA 2006/11 転移性卵巣がん、再発小細胞肺がん(SCLC)、再発性子宮頸がん
*¥61,000

44 デシタビン:Decitabine/-:Dacogen
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
国内未承認(開発断念)
FDA 2006/05 骨髄異形成症候群
EMA -
*¥1,027,000

45 デシタビン:Decitabine:Dacogen
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
国内未承認
FDA -
EMA 2012/09 骨髄性白血病(AML)
*¥1,027,000

46 イマチニブ:Imatinib/グリベック:Gleevec
ノバルティス ファーマ Novartis Pharmaceuticals他
国内適応外
FDA 2006/10 慢性骨髄性白血病(CML)
EMA 2005/08 皮膚線維肉腫
¥345,000

47 ヒストレリン:Histrelin:Vantas
該当なし
国内未承認
FDA 2004/12 前立腺がん
EMA 未承認
¥384,000

48 サリドマイド:Thalidomide/サレド:Thalomid
藤本製薬 Fujimoto Pharmaceutical
国内適応外
FDA 2004/03 多発性骨髄腫
EMA 2008/04 多発性骨髄腫
¥378,000

49 テモポルフィン:Temoporfin:Foscan
該当なし
国内未承認
FDA 未承認
EMA 2001/10 扁平上皮がん
No data

50 トリプトレリン:Triptorelin pamoate:Trelstar Depot
該当なし
国内未承認
FDA 2000/06 前立腺がん
EMA 未承認
¥98,000

51 ベキサロテン:Bexarotene:Targretin gel
ミノファーゲン製薬 Minophagen Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2000/06 皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)、菌状息肉腫、セザリー症候群
EMA 2001/03 皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)
¥652,000 

スポンサーサイト

<命の値段:がんの未承認薬の価格を考える>

1euro02.jpg

<命の値段;The price of life: がんの未承認薬の価格を考える> 
by TAKEDA Akira, NOV. 28. 2014:Wisdom of Aesculapiusから転載

 混合診療の解禁は、日本の医療の社会主義化・悪平等化から抜け出すための新たな動きだと考えています。どんなヤブ医者でも名医でも保険を基礎に算出される医療手数料は、変わりません。そんなバカな悪平等がこの先も続いてゆくことは無いと私は、思います。

 ところで未承認薬ですが、この価格というのはどのように算出されるのでしょうか?混合診療になってしまえば、個人の薬価の部分は個人の支払いということになるので、原価計算基準も明示しない製薬会社の言い値で良いのでしょうか?また、個々の患者さんは混合診療の薬価の費用対効果をどのように判断すれば良いのでしょうか?命の値段は、誰がどのように判断するのでしょうか?

 考えなければならないことは沢山ありますが、具体的な制度を提示されなければどのように対応するのがBESTなのかはまだ分りません。制度を変更すれば良いこと悪いことが沢山出てきます。賢明な対応を心がけたいものだと思います。判断のために重要な事のひとつは、まず現状を認識することだと思います。以下に抗がん剤とその価格を列挙してみました。みなさんは、どうお考えになりますか?

※抗がん剤と価格については、 国立がん研究センター先進医療評価室が作成された「国内で薬事法上未承認・適応外である医薬品について」を基に作成されています。より正確なデータをご覧になりたい方は、元データである下記のリンクをご参照下さい。

国内で薬事法上未承認・適応外である医薬品について (国立がん研究センター先進医療評価室)
「国内で薬事法上未承認・適応外である医薬品・適応のリスト」pdf(2014/6/11版2014/7/9現在)(承認年月日順)
・体格に基づき投与量を決定する薬剤の場合は、下記のモデルケースを使用
・平成24年度「国民健康・栄養調査」第2部身体状況調査の結果第11
 *男性:50代平均(身長168.6cm,体重68.0kg,BSA:1.78m2(DuBois))
 **女性:50代平均(身長156.1cm,体重55.2kg,BSA:1.54m2(DuBois))
・未承認薬については、米国の平均卸売価格を用いて(1㌦=100円)算出
・適応外薬については、国内薬価(円)で算出

◇以下の順で掲載
整理番号 一般名 国内:英語/商品名 国内:英語
国内企業
日本 厚生労働省 承認
米国 FDA承認日
欧州 EMA承認日
1ヶ月(1サイクル/28日/30日) あたりの薬剤費(円) 1ドル100円換算(四捨五入)

1 セリチニブ:Ceritinib/-:Zykadia
ノバルティス ファーマ Novartis Pharmaceuticals
国内未承認
FDA 2014/4/29
EMA -
¥1,355,000

2 ラムシルマブ:Ramucirumab/-:Cyramza
日本イーライリリー Eli Lilly Japan
国内未承認
FDA 2014/4/21
EMA -
*¥1,294,000

3 イブルチニブ:Ibrutinib/-:Imbruvica
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2013/11/13
EMA -
MCL(マントル細胞リンパ腫):\1,155,000
CLL(慢性リンパ性白血病):\867,000

4 オビヌツズマブ:Obinutuzumab/-:Gazyva
中外製薬 Chugai Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2013/11/1
EMA -
¥1,858,000

5 ソラフェニブトシル酸:Sorafenib/ネクサバール:Nexabar
バイエル薬品 Bayer
国内適応外
FDA 2013/11
EMA -
¥524,000

6 ペルツズマブ:Pertuzumab/パージェタ:Perjeta
中外製薬 Chugai Pharmaceutical
国内適応外
FDA 2013/9
EMA -
¥477,000

7 アルブミン結合パクリタキセル:Paclitaxel protein bind particles/アブラキサン:Abraxane
大鵬薬品工業 Taiho Pharmaceutical
国内適応外
FDA 2013/6
EMA -
*¥527,000

8 レナリドマイド:Lenalidomide/レブラミドカプセル:Revlimid
セルジーン Celgene Japan
国内適応外
FDA 2013/6
EMA -
¥957,000

9 ダブラフェニブメシル酸:Dabrafenib mesylate/-:Tafinlar
グラクソ・スミスクライン GlaxoSmithKline
国内未承認
FDA 2013/5/29
EMA 2013/8/26
¥843,000

10 トラメチニブジメチルスルホキシド:Trametinib dimethyl sulfoxide/-:Mekinist
グラクソ・スミスクライン GlaxoSmithKline
国内未承認
FDA 2013/5/29
EMA -
¥965,000

11 塩化ラジウム223:Radium RA‐223 dichloride/-:Xofigo
バイエル薬品 Bayer
国内未承認
FDA 2013/5/15
EMA -
*¥5,934,000

12 ポマリドミド:Pomalidomide/-:Pomalyst
セルジーン Celgene Japan
国内未承認
FDA 2013/2/8
EMA 2013/8/5
¥1,137,000

13 ポナチニブ:Ponatinib hydrochloride/-:Iclusig
ARIAD
国内未承認
FDA 2012/12/14
EMA 2013/7/1
¥1,094,000

14 カボザンチニブ:Cabozantinib S‐malate/-:Cometriq
ブリストル・マイヤーズ Bristol-Myers Squibb
国内未承認
FDA 2012/11/29
EMA 2014/3
¥1,118,000

15 オマセタキシン:Omacetaxine mepesuccinate/-:Synribo
国内未承認
FDA 2012/10/26
EMA 申請取下げ
*¥2,806,000

16 ボスチニブ水和物:Bosutinib monohydrate/-:Bosulif
ファイザー Pfizer
国内未承認
FDA 2012/9/4
EMA 2013/3/27
¥1,010,000

17 ビンクリスチン硫酸塩 リボソーム:Vincristine sulfate liposome injection/-:Marqibo
国内未承認
FDA 2012/9
EMA -
*¥4,863,000

18 アフリベルセプト:ZIV‐Aflibercept/-:Zaltrap
サノフィ SANOFI
国内未承認
FDA 2012/8/3
EMA 2013/2
*¥1,017,000

19 カーフィルゾミブ:Carfilzomib/-:Kyprolis
小野薬品工業 ONO PHARMACEUTICAL
国内未承認
FDA 2012/7
EMA -
*¥1,216,000

20 ピキサントロン:Pixantrone dimaleate/-

国内未承認
FDA 申請取下げ
EMA 2012/5/10
※No data

21 ビスモデギブ:Vismodegib/-:Ervidge
中外製薬 Chugai Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2012/1/30
EMA 2013/7/12
¥874,000

22 エルウィニア L‐アスパラギ ナーゼ:Asparaginase Erwinia Chrysatemi/-:Erwinaze
大原薬品工業 OHARA Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2011/11
EMA -
*¥2,431,000

23 ベムラフェニブ:Vemurafenib/-:Zelboraf
中外製薬 Chugai Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2011/8/17
EMA 2012/2/17
¥1,147,000


24 アビラテロン:Abiraterone acetate/-:Zytiga
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2011/4/28
EMA 2011/9/5
¥723,000

25 バンデタニブ:Vandetanib/-:Caprelsa
アストラゼネカ AstraZeneca
国内未承認
FDA 2011/4/6
EMA 2012/2/17
¥1,174,000

26 イピリムマブ:Ipilimumab/-:Yervoy
ブリストル・マイヤーズ Bristol-Myers Squibb
国内未承認
FDA 2011/3/25
EMA 2011/7
*¥3,366,000

27 カバジタキセル:Cabazitaxel/-:Jevtana
サノフィ SANOFI
国内未承認
FDA 2010/6/17
EMA 2011/3/17
*¥915,000

28 シプリューセルT:Spuleucel‐T/-:Provenge

国内未承認
FDA 2010/5
EMA 2013/6
全コースで3回点滴 \9,300,000

29 ロミデプシン:Romidepsin/-:Istodax
セルジーン Celgene Japan
開発中
国内未承認
FDA 2009/11/5
EMA 不承認
*¥2,459,000

30 リツキシマブ:Rituximab/リツキサン:Rituxan
全薬工業 ZENYAKU KOGYO
国内適応外
FDA 2010/2
EMA 2009/10
*¥705,000

31 プララトレキセート:Pralatrexate/-:Folotyn

国内未承認
FDA 2009/9/24
EMA 不承認
*¥4,720,000

32 ビンフルニン:Vinflunine/-:-

国内未承認
FDA -
EMA 2009/9/21
※No data

33 ミファムルチド:Mifamurtide/-:Mepact
武田薬品工業 TAKEDA PHARMACEUTICAL COMPANY
国内未承認
FDA 不承認
EMA 2009/6
全コース(36週)\19,000,000

34 カツマキソマブ:Catumaxomab/-:-

国内未承認
FDA -
EMA 2009/4/20
※No data

35 ヒスタミン ニ塩酸塩:Histamine dihydrochloride/-:Ceplene

国内未承認
FDA -
EMA 2008/10
※No data

36 ベンダムスチン塩酸塩:Bendamustine hydrochloride/トレアキシン点滴静注用:Treanda
シンバイオ製薬 SymBio Pharmaceuticals
国内適応外
FDA 2008/3
EMA -
*¥380,000

37 レボロイコボリンカルシウム:Levoleucovorin calcium/-:Fusilev

国内未承認
FDA 2008年3月
EMA -
¥52,000

38 ベバシズマブ:Bevacizumab/アバスチン 点滴静注用:Avastin
中外製薬 Chugai Pharmaceutical
国内適応外
FDA 2009/7
EMA 2007/12
*¥638,000

39 イクサベピロン:Ixabepilone/-:Ixempra

国内未承認(日本 承認申 請取下げ)
FDA 2007/10
EMA 不承認
**¥540,000

40 トラベクテジン:Trabectedin/-:Yondelis
大鵬薬品工業 Taiho Pharmaceutical
国内未承認
FDA -
EMA 2007/9
※No data

41 ドキソルビシン塩酸塩 リポ ソーム注射剤:Doxorubicin liposomal/ドキシル注:Doxil
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
開発要請
FDA 2007/5
EMA 2008/1
*¥298,000

42 ペグアスパラガーゼ:Pegasparagase/-:Oncaspar

国内未承認
FDA 2006/7
EMA -
*¥2,873,000

43 ノギテカン塩酸塩:Topotecan hydrochloride/ハイカムチン注射用:Hycamtin
日本化薬 Nippon Kayaku
国内適応外
FDA 2006/6
EMA 2006/11
*¥61,000

44 デシタビン:Decitabine/-:Dacogen
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
国内未承認(開発断念)
FDA 2006/5
EMA -
*¥1,027,000

45 デシタビン:Decitabine/-:Dacogen
ヤンセンファーマ Janssen Pharmaceutical
国内未承認
FDA -
EMA 2012/9/20
*¥1,027,000

46 イマチニブ:Imatinib/グリベック:Gleevec
ノバルティス ファーマ Novartis Pharmaceuticals他
国内適応外
FDA 2006/10
EMA 2005/8
¥345,000

47 イマチニブ:Imatinib/グリベック:Gleevec
ノバルティス ファーマ Novartis Pharmaceuticals他
国内適応外
FDA 2006/10
EMA 2005/10
¥173,000

48 ヒストレリン:Histrelin/-:Vantas

国内未承認
FDA 2004/12
EMA -
¥384,000

49 サリドマイド:Thalidomide/サレド:Thalomid
藤本製薬 Fujimoto Pharmaceutical
国内適応外
FDA 2004/3
EMA 2008/4
¥378,000

50 テモポルフィン:Temoporfin/-:Foscan

国内未承認
FDA - 
EMA 2001/10
※No data

51 アレムツズマブ:Alemtuzumab/Campath
サノフィ SANOFI
国内未承認
FDA 2001/5
EMA -
※No data

52 トリプトレリン:Triptorelin pamoate/-:Trelstar Depot

国内未承認
FDA 2000/6
EMA -
¥98,000

53 ベキサロテン:Bexarotene/-:Targretin gel
ミノファーゲン製薬 Minophagen Pharmaceutical
国内未承認
FDA 2000/6
EMA 2001/3
¥652,000

Wisdom of Aesculapius Column(2011.03.31) Environmental radioactivity and radiation information in Japan

fuji_G_20110213.jpg
コラム(Column)

◆福島原子力発電所関連の放射線データについて
連日、新聞・テレビなどの報道各社が福島原子力発電所関連のニュースを流しているが、①原発事故を、地震・津波災害のように、さも天災(不可抗力)を報道するかのような論調と姿勢は誤りであること。②原発事故は、人為的ミス(内閣、原子力委員会、原子力保安院、東京電力)の連続による人災であることは論を待たないが、あえて指摘しておきたい。また、発表データが作為的で公平性が無いなどの問題だらけであることはご承知のとおり。内閣をはじめとする彼らに当事者能力が全くないことは、すでに証明済みだ。

そこで、客観的データを確保するための充分な根拠とはいえないが、文部科学省原子力防災ネットワークが運営している「原子力施設周辺環境モニタリングデータの現況」(最新空間放射線量率一覧)を紹介したいと思う。ここには、各地の原子力発電所周辺の関係道府県から公開された該当日時における空間放射線量率分布の最大値を一覧にしてある。また、見慣れない単位が出てくるが、1nGy/h→0.8nSv/hに換算していただければ、普段テレビなどで聞きなれている"シーベルト"で理解いただけると思う。(nSvは、ナノ マイクロ シーベルト)

なお、1988年から2年間、核戦争防止国際医師会議スイス支部 ( PSR/IPPNW Schweiz ) の支部長を務めたマルティン・ヴァルター氏 (1991年に1カ月間ウクライナの病院で働いた経験も持つスイスの内科医)をインタビューしたswissinfoの記事も再掲したいと思う。今回の原発事故と「がん」について考える参考としておすすめだ。

また、文部科学省の委託により財団法人日本分析センターが運営・管理している「日本の環境放射能と放射線」というホームページの、「環境中の放射能と放射線」という箇所で、大気浮遊じん、雨水・ちり、各種食材、土壌、海水などが項目ごとにリアルタイムで表示できるほか、原子力艦船の放射線をモニタリングすることもできる。

原子力施設周辺環境モニタリングデータの現況(LIVE)
北海道/青森県/宮城県/福島県/茨城県/神奈川県/新潟県/石川県/福井県・京都府/静岡県/大阪府/岡山県・鳥取県/島根県/愛媛県/佐賀県・長崎県/鹿児島県

Environmental radioactivity and radiation information
Realtime radiation data collected via the System for Prediction of Environment Emergency Dose Information(SPEEDI)
 
日本の環境放射能と放射線(Environmental radioactivity and radiation in Japan)
環境中の放射能と放射線(Flash)
原子力艦船の放射線(Flash)

福島原発事故「最も憂慮すべきは遺伝子変異」急性被爆の死亡はないが、吸収線量に比例して確実にがん死亡の増加が予想される りんごペクチンは体内のセシウムの減量に効果 危険なストロンチウムとプルトニウム(2011年3月23日 swissinfo.ch)


地震のお見舞い-がんの本ブログ

◆東北・太平洋沿岸地震のお見舞い
東北地方を中心に地震と津波で甚大な被害を受けた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

Wisdom of Aesculapius Column(2011.02.06) Stop therapeutic haven - がんの本コラム 幹細胞治療に注意喚起

stem-cell1.jpg
◆幹細胞治療に日本再生医療学会が注意喚起!

がんや難病の治療などに患者自身の幹細胞で治療をする「幹細胞治療」に関心が高まっていますが、国の指針の下での安全性や効果が確認されていない治療法が、一部のクリニックなどで、高額な医療費のもとで行われています。この現状に対して日本再生医療学会から、2月1日に注意喚起の声明が発表されました。今後の、再生医療の発展を阻害しかねない問題ですので、コラムとして情報提供をすることととしました。私達のBlogでも、がんに関する臨床試験情報(再生医療を含む)の提供について力を入れています。安全性についての充分な注意のもとに、治療方法を検討されることを、おすすめしたい。

・日本再生医療学会の声明(一部抜粋)
「国内の医療現場においては、「医師の裁量権」を根拠に、ヒト幹指針の遵守や薬事法に基づく治験等の申請といった安全性の確保等のための正規の手続きを経ず、幹細胞の輸注、投与、移植等の所謂、再生・細胞医療と称する行為が行われている実態があります。また、不適切な幹細胞治療が行われ、その結果、種々の医療事故等が発生しています。世界には「tax haven」と呼ばれる租税回避地として利用される国がありますが、日本が他国から幹細胞治療分野において「therapeutic haven」として利用される(既にされつつある)ことが非常に危惧されます。」

「また、患者・患者家族の皆さんにおかれましては、根拠なく所謂、「未承認の再生・細胞医療」を謳う診療行為を安易に受診せず、治療を行う医療機関が当該治療に関して公的機関から承認されているか、もしくは臨床研究や治験の承認等を受けていることを確認した上で判断されることを推奨します。幹細胞治療について関心を持たれた場合は、国際幹細胞学会(ISSCR(※))が作成した「幹細胞治療について患者ハンドブック」の御一読をお願いしたいと思います。」

上記の声明の中にもあるように、幹細胞治療を受ける際には、国際幹細胞学会(ISSCR)が監修している「幹細胞治療について患者ハンドブック」をまず基本として抑えておきたい。

・幹細胞治療について患者ハンドブックから
1. 幹細胞とは何ですか?
2. 幹細胞治療とは何ですか?
3. どのような疾病や病態に対して、幹細胞治療が行われているのですか?
4. 幹細胞治療において、特別に注意しなければならない点は何ですか?
5. 一般的に、新しい治療法はどのような流れで開発されるのですか?
6. 承認を経た治療法と研究的治療との違いは何ですか?
7. 臨床研究とは何ですか?
8. インフォームド・コンセントとは何ですか?
9. 承認された幹細胞治療が安全であると言い切れますか?
10. 幹細胞治療を検討する際、どういう情報を確認するべきですか?
11. 幹細胞治療を検討する際、何に気を付けなければならないですか?
12. 他に何か聞くべきことはありますか?
13. 主治医とは別の医師の意見(セカンド・オピニオン)を得た方がよいですか?
14. 幹細胞を用いた臨床研究に関する情報はどのようにして得られますか?

その他細胞についての基礎知識については、科学技術振興機構で製作しているサイエンスチャンネルなども参考になると思います。

Links
日本再生医療学会(The Japanese Society for Regenerative Medicine・JSRM)
日本再生医療学会声明文(2011年2月1日発表)
「幹細胞治療について患者ハンドブック」の日本語版PDF
International Society for Stem Cell Research
サイエンスチャンネル(映像・movie)
驚異の小空間「細胞」 ~大きく発展をとげた生命科学の10年~


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。