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「今月の専門医 水沼 信之医師:進行大腸がん:advanced colorectal cancer (2010.10)」がんの本ブログ

MizunumaNobuyuki.jpg
◆今月の雑誌から 注目される専門医と治療法(2010.10) 
(From Japanese magazine:specialist & cure)
medical specialist→Mizunuma Nobuyuki

<進行大腸がん:advanced colorectal cancer>
◆週刊朝日(2010/10/15), 頁:98
見出し→新・名医の最新治療/進行大腸がん-腹腔鏡手術でも始まった肛門温存術
水沼信之・化学療法担当部長 - 癌研有明病院(消化器内科)

∞管理者メモ(Administrator Memorandum)
水沼信之・化学療法担当部長 - 癌研有明病院(消化器内科)

◇記事の要点(point of an article)
Ⅳ期の再発・転移がんというと、5年生存率も13%となり希望の少ないステージという認識が一般的であったが、ここ1~2年で相次ぐ新薬の登場などで、従来手術が不可とされていたケースでも「新薬・化学療法」で手術が可能になってきた。注目される新薬を次にあげる。
①オキサリプラチン(エルプラット)による術後再発の防止が可能に
②一次治療段階から分子標的薬セツキシマブ(再発・転移治療薬)が使用可能に
③分子標的薬パニツムマブの国内使用が可能に
以上の現状から化学療法が「延命」目的の治療法とされてきた現実が、手術可能ケースを増加させることにより「根治」を見越した治療法へと変化が期待される。

◇がんの治療法について(Chapter.7:大腸がんの化学療法から一部転載)
1.転移を有する大腸がんに対する化学療法:5-FU/LV療法
「現在5-FU /LV療法は進行大腸がん、術後化学療法として標準的な化学療法として認められており、新しい治療方法の効果を今までの治療法と検討する第・相試験でも標準治療として新治療法との比較に用いられています。この治療法に近年有効性が確認された抗がん剤を加えた新しい治療が海外では試みられています。2000年には米国でCPT/FU/LV療法、欧州ではL-OHP/FU/LV療法が提唱されました。」

2.手術後、大腸がんが再発率する可能性の高い場合:術後補助化学療法:(adjuvant chemotherapy)
「手術の際にリンパ節転移等が確認された場合、がんは肉眼的に取りきれたとしても将来の再発率が高くなります。再発を防ぐための治療が術後補助化学療法:(adjuvant chemotherapy)です。進行がんに有効な治療がそのまま応用されています。」

3.手術前に病変が局所のみで広がっている場合:術前放射線化学療法(neoadjuvant chemotherapy)
「手術前に局所のリンパ節に転移がある場合、原発部位が大きい場合、がんを小さくし、手術可能にするため、将来の転移を未然に防ぐために術前に化学療法、放射線療法を施行する事があります。特に直腸がんでは他の部位に比較して放射線感受性が高いため、放射線の効果を増強する機能を持った5-FUと同時に手術前に施行します。
現在当科では放射線科、外科と共同でこの術前治療を計画中です。」

Links
癌研有明病院(The Cancer insttute Hospital of JFCR)
化学療法科
大腸がんの化学療法

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