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「薬剤師のための医学論文活用ガイド」がんの本ブログ-今日の一冊(No.2021)

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◆薬剤師のための医学論文活用ガイド:エビデンスを探して読んで行動するために必要なこと
単行本(ソフトカバー): 292ページ
出版社: 中外医学社 (2016/3/28)
薬剤師のジャーナルクラブ (編集)
言語: 日本語
ISBN-10: 4498079205
ISBN-13: 978-4498079205
発売日: 2016/3/28
商品パッケージの寸法: 20.4 x 14.8 x 2.2 cm
価格:¥4,752
keyword→Medical paper, EBM

<内容・content>
 膨大な医薬品情報の中から価値ある情報を選択し、患者に提供する……そういった薬剤師としてのスキルを磨くためには、医学論文を正確に読みこなせるようになることが重要です。本書では、web上の医学論文抄読会「薬剤師のジャーナルクラブ(JJCLIP)」のメンバーが論文を読み解くための基礎知識、ひいては薬剤師のための薬の考え方について丁寧に解説しており、まさに薬剤師による薬剤師のための実践書といえます。

<目次・table of contents>
第1部 薬剤効果を紐解くための基礎知識
1章 疫学的思考に基づく薬の考え方
 1-1. 臨床で遭遇し得る疑問(背景疑問と臨床疑問)
   臨床疑問(clinical question)
   背景疑問と前景疑問
   いつ,どのように疑問を提起するか
   アウトカム
 1-2. 病態生理と臨床エビデンスのギャップ〜糖尿病を例に〜
   糖尿病治療〜血糖値を下げれば全て解決?〜
   糖尿病は放置しておくと何が怖いのか?
   血糖値を是正すれば本当に合併症は減らせるのか?
   血糖値を積極的に下げても合併症が減るとは限らない
   血糖値を積極的に下げるとむしろ死亡が増える〜ACCORD研究を例に〜
   血糖コントロールはどれくらいが妥当なの〜観察研究からわかったこと〜
   40年間無視され続けた血糖コントロールへの疑問〜UGDP研究〜
   病態生理と臨床エビデンスのギャップ
   ギャップを体験した後,どう立ち居振舞うのか
 1-3. 臨床疫学的思考の位置づけ(病態生理+薬理学+製剤学+動態+疫学=薬剤師のEBM)
   介入行為を評価することの大切さ
   臨床疫学,EBM(Evidence Based Medicine)とは?
   病態生理+薬理+製剤+動態+臨床疫学=薬剤師のEBM
   EBMの5つのステップ
 1-4. EBMの入り口(疑問の定式化PECO・実例を交えて)
   PECOとは?
   疑問を定式化することの有用性
   PECOによる定式化の実例
   7つのPECO,その種類を規定する「T」
   真・代用のアウトカムという考え方の注意点
 1-5. 情報の種類と取り扱い方
   薬剤師と情報化時代
   一次情報と二次情報
   知っておきたい検索エンジンの基本的使い方
 1-6. 情報検索のポイント
   情報検索のコツ
   もう一歩踏み込んだ検索のために
2章 疫学的研究デザインの基礎知識
 2-1. 疫学的思考へ
   疫学とは何か
   ジョン・スノウの疫学的アプローチ
   エドワード・ジェンナーの疫学的アプローチ
   日本における疫学的アプローチの歴史
   疫学研究の手法
 2-2. ランダム化比較試験について
   少し昔の臨床試験
   ランダム化比較試験は最強の検証方法
   ランダム化比較試験が困難な3つの壁
 2-3. メタ分析について
   メタ分析とは?
   なぜ・どんな時にメタ分析が必要?
   メタ分析とシステマティックレビューの違いとは?
   メタ分析が最高のエビデンス?
   いろいろ言われたけれど …
 2-4. コホート研究について
   介入研究と観察研究
   コホート研究の例
   因果関係の証明と後ろ向きコホート研究
   コホート研究の弱点
 2-5. 症例対象研究について
   症例対照研究とは
   症例対照研究の具体例
   症例対照研究における結果の評価
   症例対照研究のメリットとデメリット
   症例対照研究におけるバイアスの制御
   特殊な症例対照研究
   症例対照研究と他の疫学的研究
3章 医学論文を読むために必要な統計/疫学の知識
 3-1. 論文結果の見方
   アウトカムの尺度
   リスク比について
   臨床への応用とNNT
   統計学的有意差について
   オッズ比について
   ハザード比について
 3-2. ランダム化比較試験の確認ポイント
   ランダム化されているか?
   論文のPECOは何か?
   一次アウトカムは明確か?
   真のアウトカムか?
   盲検化されているか?
   ランダム化は最終解析まで保持されたか?
 3-3. メタ分析の確認ポイント(メタ分析の4つのバイアス)
   メタ分析を読んでみよう
   メタ分析の読み方
   結果は何か?
   役に立つか?
   メタ分析が最高のエビデンス? 〜疑問再び〜
 3-4. 観察研究論文の確認ポイント
   因果関係を調べるには
   交絡因子
   観察研究論文の読み方
   補足:傾向スコア(propensity score)について
 3-5. サンプルサイズと一次アウトカム,サブグループ解析の解釈について
   全数調査と標本調査
   標本調査に必要な症例数
   αエラーとβエラー
   一次アウトカムとは何か
   実際の論文でサンプル計算がどのようにされているか見てみよう
   サブグループ解析
   交互作用(インターアクション)

第2部 薬剤師のための薬の考え方
4章 医学論文の活用法
 4-1. 薬剤効果の定量化
   医薬品の効果を客観的に把握する手段
   薬剤どうしの比較の際に参考となる研究デザイン
   ネットワークメタ分析の概念
   高血圧治療における低用量利尿薬の薬剤効果を定量化する
   同カテゴリ薬剤における有効性・安全性の定量的比較
   観察研究から得られる薬剤効果の定量的比較
   薬剤効果の定量化アセスメントから処方提案へ
 4-2. 薬剤有害事象リスクの定量化
   添付文書記載に基づく有害事象リスクの推定限界
   ゾルピデムの有害事象リスクの定量化
   ゾルピデムの有害事象を定量化する
 4-3. 薬物相互作用リスクの定量化
   医薬品添付文書の併用注意をどう評価するか
   スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST)合剤による高カリウム血症
   薬物相互作用リスクの定量化を試みる
 4-4. 健康食品の考え方・使い方
   健康食品とは?
   薬剤師が健康食品を取り扱う上での心構えとは?
   「これこれに良い」とはどの程度確からしいのか?
   結局のところ,疑問は解消されたのか?
   英語を読む時間がどうしても捻出できない場合はどうすればよいのか?
   ステップ5.結果の評価をどう実践すればよいのか?
   常識を疑え,自分の頭と足で検証しよう
 4-5. OTC医薬品の考え方・使い方
   OTC医薬品を適切に取り扱うには症候診断のスキルが必須である
   病名診断ではなく症候診断,その先にある臨床決断を行えるようになろう
   症候診断はすべての医療職に必須のスキル,当然薬剤師にも!
   具体的にどのように医療面接をして情報を集めるとよいのか?
   集めた情報をどうやって解釈すればよいのか?
   ところで,OTC医薬品にはエビデンスがあるのか?
   OTC医薬品の,その先にあるもの〜売ったらそれでさようなら?〜
   受診勧奨と薬局スタッフの書く“紹介状”
 4-6. 製薬メーカーのパンフレットの読み方
   表紙や頭書きはとりあえず無視する
   病態生理,薬理,薬物動態の説明だけではないか?
   それはヒトを対象にした臨床研究か?
   その臨床試験結果はPECOがきちんと示されているか?
   安全性についてどのように示されているか?
5章 論文抄読会から垣間見る臨床疑問の行方
 5-1. 抄読会のススメ
   医学論文を読み続けるうえでの問題
   EBM型抄読会
   テーマ論文の選択と仮想症例シナリオの作成
   継続した抄読会開催のために
   論文抄読会からつなげる継続的な学習
   論文を読む時間がない中で
 5-2. RCT?:JJCLIP配信  総合感冒薬と葛根湯
   仮想症例シナリオ
   仮想症例シナリオのPECO
   テーマ論文
   論文の結果をどう活用するか
 5-3. RCT?:JJCLIP配信  LABAの長期使用の安全性
   仮想症例シナリオ
   仮想症例シナリオのPECO
   論文の妥当性
   論文の結果をどう活用するか
 5-4. メタ分析:JJCLIP配信  LABAの長期使用の安全性
   仮想症例シナリオ
   仮想症例シナリオのPECO
   テーマ論文
   論文の妥当性
   研究デザイン
   論文のPECO
   メタ分析の4つのバイアス
   論文の結果をどう活用するか
   エビデンスを用いるとはどういうことか
6章 薬剤師のEBMとは何か
 6-1. 病院薬剤師のEBM
   ステップ1.臨床疑問の定式化
   ステップ2.情報の検索
   ステップ3.得られた情報の批判的吟味
   ステップ4.得られた情報の適用
   ステップ5.適用の妥当性の評価
   病院薬剤師のEBMで注意したいこと
 6-2. 薬局薬剤師のEBM
   その情報,どこから得たものですか?
   閑話休題
 6-3. 継続学習手法としてのEBM(継続して論文を読み続ける意義とは)
   学ぶ仕方を学ぶ
   スクリプトとは何か
   論文を読むことで臨床行動をスクリプト化する
   薬剤師の臨床能力を鍛えるための臨床スクリプト
   臨床スクリプトを活用した薬剤師のEBM
 6-4. あとがきに変えて─EBMスタイルによる学びをすべての薬剤師に─
   知的情報自由化社会における薬剤師の専門性
   EBMスタイルの学びは誰のためのものか

巻末資料 薬剤師が知っておきたい重要論文
索引

<著者情報・author information>
・青島 周一(あおしま しゅういち:AOSHIMA Syuichi)
 医療法人社団徳仁会中野病院
・桑原 秀徳(くわばら ひでのり:KUWABARA Hidenori)
 医療法人せのがわ瀬野川病院
・山本 雅洋(やまもと まさひろ:YAMAMOTO Masahiro)
 有限会社はるか薬局三条

Links(Author's world・著作とその世界)
中外医学社(CHUGAI-IGAKUSHA)
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